今回はそんな行政書士試験の思い出について語ろうと思います。
更新日:2025/11/10
毎年肌寒くなる季節になると、行政書士試験のことを思い出します。
ここでは、私と行政書士試験の思い出を少し語ってみようと思います。
当時、社会福祉士としてひきこもり支援に携わる私は、日々困難を抱える当事者やその家族と面談し、記録や支援計画を作成していました。
困難な場面もありましたが、少しずつ前に進む利用者の姿に大いに勇気づけられたことを覚えています。
定期的に、地方公共団体から委託された相談会も行っていたのですが、法的支援を求める方が多くいらっしゃいました。
当時の私は法律の知識がほとんどなく、目の前の相談者に十分な助言ができず、非常に歯がゆく感じていました。
そこで、法律を学び、行政書士を目指すことにしました。
行政書士試験への挑戦を決め、受験計画を練り始めたころのことです。
私が所属していたひきこもり支援団体は、毎年地方公共団体からの委託契約で運営されていましたが、その年は契約更新がなく、事業所自体がなくなってしまいました。
異動という選択肢もありましたが、合格には勉強に専念する必要があると感じ、退職することにしました。
勉強に専念するといっても、生活費は最低限稼ぐ必要があります。
そこで私は、障害者グループホームでのアルバイトに応募し、採用されました。
当時は確か3月ごろだったと思います。
それ以降は、日中は勉強、夜はアルバイトという生活が続きました。
法律系の初学者だった私は、気合を入れすぎていました。
日中は勉強、夜はアルバイトという生活を送っていたある日、初めて高熱で倒れてしまいました。それも2回です。
これまで熱なんて出たことのない、いわゆる健康優良児の私にとって、初めての高熱は大きなショックでした。
診断名は、1回目がコロナウイルス、2回目がプール熱でした。特にプール熱は子どもに感染することが多く、免疫力の低下を実感しました。
こうした高熱を乗り越えた後、再び日中の勉強と夜のアルバイトという厳しい生活に戻りました。
ついに試験当日を迎えました。
特に大きなトラブルもなく試験を終えましたが、手ごたえを感じられず、がっかりして帰宅したことを覚えています。
不合格だと思っていたため、合格発表日には怖くて結果をすぐに確認できませんでした。
発表から1週間ほどたって、意を決して合格者の受験番号一覧を見たところ、なんと自分の番号がありました。
驚きと安堵で、心から嬉しかったことを今でも覚えています。
行政書士試験の受験生は、社会人として仕事や家庭と両立しながら勉強している方が多いと思います。
それぞれ課題を抱えつつ、一生懸命取り組んでいることと思います。
私にとって、必死に取り組んだ8か月は当時は大変でしたが、今では貴重で良い思い出です。
これから受験される方に良い未来が訪れることを心から祈っています。